アユタヤ・ラチャパット大学の短期研修が本学で行われました。

タイのアユタヤ・ラチャパット大学の学生4名が5月19日(日)に来日し、20日(月)から23日(木)まで、駒沢女子大学において短期研修を行いました。本学での研修後は、箱根や新宿・原宿などを訪れ、27日(月)に帰国されました。本学での研修期間中、学燈会や東南アジア文化紀行の授業で学生と交流したほか、留学生科目の聴講や学生たちによる着付け体験などを行いました。また、いなぎ発信基地ペアテラス(稲城の観光拠点)も訪問し、市の特産品や名所などを学びました。今回は、研修報告に代えて、タイの学生による感想をご紹介します。

  • いなぎ発信基地ペアテラスにて
    いなぎ発信基地ペアテラスにて

駒沢女子大学での研修に参加して

5月の19日から23日まで私たち、アユタヤ・ラチャパット大学の学生4人は駒沢女子大学との交流会に参加しました。日本へ初めて来て、日本の大学について印象に残ったことがいくつかあります。駒沢女子大学はアユタヤ・ラチャパット大学と違うところがたくさんあります。例えば、アユタヤ・ラチャパット大学よりキャンパスは広いし、図書館はとても素晴らしいです。とくに、授業を休んだ学生は図書館でセルフスタディができるようにパソコンがおいてあることです。勉強が分からない人はもう一度勉強ができます。とてもいいと思います。大学の食堂の料理もレストランのように美味しかったです。私たちは留学生の日本文化についての授業にも出ました。授業の雰囲気はにぎやかで楽しかったです。

  • 学燈会での踊りの様子
    学燈会での踊りの様子
  • 学食での注文も体験
    学食での注文も体験

それから、うれしかったこともあります。私たちはタイのダンスを駒沢女子大学の大学生に披露しました。会場が広くて、見る人もたくさん来たので緊張しました。でも、皆さんは関心を持って見てくれました。日本の大学生にタイの文化を知ってもらえて、うれしかったです。また、浴衣を着る機会があって、感動しました。タイでは、授業の中で着方を勉強しました。でも、着ませんでした。実際に浴衣を着てみて、茶室に入ったり庭園を散歩したりしました。日本の雰囲気が感じられて、とても楽しかったです。

  • 浴衣の着付け中
    浴衣の着付け中
  • 東南アジア文化紀行での交流
    東南アジア文化紀行での交流

大学の他に、日本について学んだことは、まず、時間のことです。日本人は時間を厳しく守ります。例えば、バスと電車は時刻表通りに来ました。その時間の電車に乗ったら、約束した時間に間に合いました。一番勉強になったことはゴミの捨て方です。日本の大学生に教えてもらったのは、日本ではゴミの捨て方は厳しいということです。ゴミを分別をしなければなりません。例えば、もえるゴミやもえないゴミやペットボトルなどに細かく分けます。タイでは、最近分別し始めましたが、日本ほど厳しくないです。こうして、日本の国はきれいで、住み心地良い国になっていることが分かりました。とてもいいことだと思います。

  • 皆で作った魚の飾りを手にポーズ
    皆で作った魚の飾りを手にポーズ

駒沢女子大学に4日間来て、日本の大学生と毎日日本語を使って話しました。前より日本語がわかるようになってきたと思いますし、頑張って日本語を勉強しようと思う刺激にもなりました。
駒沢女子大学の先生方、学生の皆さんはやさしかったです。たいへんお世話になりました。今回日本へ来たのは短い間でしたが、私たちにとっていい経験になりました。機会があれば、もっと長く日本に留学できるようにがんばりたいと思います。

  • 学生の案内で都内観光
    学生の案内で都内観光
  • 閉講式
    閉講式

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