第3回セミナー:子どもの心が見えますか ―保護者から見た我が子の「気になる行動」について考える- 開催報告

2016年10月22日(土)に第3回駒沢学園心理相談センター主催セミナーが開催されました。

講師は長年教育相談に携わってこられた八王子市立高尾山学園の海野千細先生で、「子どもの心が見えますか -保護者から見た我が子の「気になる行動」について考える―」というテーマでご講演いただきました。

「落着きがない、すぐ手が出る」、「ニコニコ仮面、素直、まじめ」、「無気力で元気がない、身体の症状を訴える」など、子どもが苦しい時に発するサインがどのようなものかについて分かりやすく説明をしていただきました。

また、子どもの心が育つプロセスでは、親からの愛情や受容によって子どもの自己信頼感が育まれることが重要であること、子どもがどのように感じているのかを分かろうとする姿勢が大切であることを、先生ご自身の経験に基づくエピソードや楽しいクイズを交えながらお話していただきました。

参加者の方々からは、「子どもの心の成長にとって、親のどのようなあり方が支えとなるのかがよく分かった」という感想が聞かれました。分かりやすく楽しいお話をありがとうございました。

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