『誕生記念日』の式典が行われました。

『誕生記念日』とは、道元禅師の誕生と本学の創立をお祝いする日です。曹洞宗を開かれた道元禅師は、正治2年(鎌倉時代、西暦1200年)1月に京都でお生まれになりました。この日にちなんで毎年1月に本学の誕生記念日の式典を挙行しております。本学の建学の精神である「正念(しょうねん)」「行学一如(ぎょうがくいちにょ)」は、道元禅師の教えに基づくものであり、『誕生記念日』は、本学の建学の精神を学ぶ機会となっております。

日時 2019年1月26日(土)8時45分開式
場所 駒沢学園記念講堂

『誕生記念日』式典風景


  • 散華道場

  • 講話(安藤嘉則常務理事)

式典では安藤嘉則常務理事より、道元禅師の誕生にちなんだ次のような講話がありました。

道元禅師は久我(こが)家という身分の高い貴族の生まれでしたが、その教えは身分や家柄、男女の別などにとらわず、人を平等に見ていく教えでした。そしてその教えは、ものごとを先入観なく、ありのままに見つめる「正念」(本学園の建学の精神)に反映されています。
私たちは知らず知らず自分に都合のよいようにものごとをみてしまいがちです。皆さんは色眼鏡で人を決めつけて見ていませんか?人にはいろいろな面があるのです。どうか道元禅師の教え、そして学園の「正念」の心をふまえ、充実した学園生活を送っていただければと思います。

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